NSK News Letter 2020年5月号
いつもありがとうございます。
NSK株式会社 メルマガ事務局です。
コロナ禍の影響で非常に行動のしづらい状況が続いていますが
皆様、如何お過ごしでしょうか。
このような状況下の為か、あまりニュース等にもなりませんでしたが
3月末にNTTドコモ、au、ソフトバンクが5Gサービスをスタートし、
端末も順次リリースされています。
まだまだ対応エリアは限定的で、端末も高額のものが多いようですが、
この状況も後押し、テレワークやオンライン教育、オンライン医療などの
ニーズが高まり5Gの導入や普及を加速させるとの予想や、コロナ禍の影響で
5G用の設備や端末などの開発・納入が遅れて5Gサービスの開始や拡充に
遅れが出るなど、いろいろな影響が予想されています。
“With/Afterコロナ”ではさまざまな業界にて今まで以上のスピードでデジタル化が
進み、大きな変化が起こると考えられています。
早く5Gの普及が進み、様々な方の生活の改善等に役立つ日が来ることを
願いたいと思います。
今月は、5G技術の下支えをする「sXGP」「ローカル5G」のご紹介をいたします。
■sXGP
免許不要のPHSなどのコードレス電話用に割り当てられた1.9GHz帯を利用する
自営用無線通信規格です。
携帯電話等の LTE 方式を利用した無線システムであり、共通性が高いことから、
既存の携帯電話端末を活用できるなどの利点があります。
PHSを使用している病院や工場での代替システムとして、音声+ネットワーク
デバイスなどの接続も可能となりますので、5GやIoTを下支えする技術となります。
■ローカル5G
携帯電話キャリアによる5Gサービスとは別に、地域の企業や自治体等が自らの建物や
敷地内(ローカル)でスポット的に柔軟にネットワークを構築できる(5G)
システムです。
携帯事業者の5Gサービスと異なり、
□ 携帯事業者によるエリア展開が遅れる地域において5Gシステムを先行して構築可能。
□ 使用用途に応じて必要となる性能を柔軟に設定することが可能。
□ 他の場所の通信障害や災害などの影響を受けにくい。
というメリットの他、Wi-Fiと比較して、無線局免許に基づく安定的な利用が可能と
なります。
また、インフラの構築には、自らもしくは構築会社などの『ローカル5Gの無線局免許』が
必要となるので、ローカル5Gを構築するハードルは少なからず高くなります。
sXGP、5G共に総務省が推進していますが、IoTの普及等、通信ニーズの多様化が進み、
5G時代ではより一層の多様化が進むことが想定されるため、携帯電話事業者による
全国系のサービス提供に加え、地域ニーズや個別ニーズに応じた様々な主体(地域企業や
自治体等)が5Gを活用したシステム(ローカル5G、プライベートLTE)を導入できる制度を整備し、
5Gの地域での利用促進を図っています。
今、それぞれの企業が協力し合い、また競い合いながら5Gが実現する未来のイメージを
具現化しているところです。
※引用・参考文献
総務省 総合通信基盤局電波部 移動通信課長荻原 直彦
第5世代移動通信システム(5G)の今と将来展望
https://www.soumu.go.jp/main_content/000633132.pdf
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「NSKホームページ」 リニューアルのお知らせ
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5月18日付で弊社のホームページをリニューアルいたしました。
これからも皆様にご満足いただける空間構築、ソリューションをご提供してまいります。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【配信元】NSK株式会社 メルマガ事務局
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